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2025年05月12日
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ポイント 9 最後に「いちばん重要」 な部分は?

2008年05月20日
■ 割賦販売にかかる事項

実際に不動産の割賦販売が行われることは滅多にないでしょうが、重要事項説明項目として残されている部分。

少なくとも都市部の取引では、 「該当事項はありません」 という記載 (あるいはそれに類する表示) 以外を見ることはありません。


■ 住宅性能評価制度の利用

新築住宅の売買で、それが住宅性能評価を受けた物件である場合には、その旨が説明されますが、重要事項説明そのものの中であまり詳しく触れることはなく、 「重要事項説明とは別途の説明」 となるケースが多いようです。


■ 備 考

その他、重要事項説明書の項目としてあらかじめ決められたもの以外で、買主に伝えるべき事項などが記載されますが、決して 「おまけ」 の部分ではありません。そればかりか、実はいちばん重要な部分だったりします。

何ら問題ない物件であればこの部分に何も記載されないこともありますが、実際には何らかの問題点を抱えた物件が多いものです。

物件自体の問題点のみならず、嫌悪施設や騒音など周辺環境の問題点、近隣建物などによる将来的な問題点、その他さまざまな事項が 「特記事項」 「容認事項」 「告知事項」 などとして記載されます。

重要事項説明がひととおり終わると、買主は 「説明を受けました」 というサインをすることになりますが、この備考欄に記載され宅地建物取引主任者から説明を受けた事項は、 (サインが終わった後は) 買主が了解し承認したものとみなされます。

重要事項説明のいちばん最後で、説明を聞く側も疲れていることでしょうが、決してうわの空で聞き流してはいけませんね。

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